大人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン‼︎」の黒澤ダイヤ役である小宮有紗さんがアジアツアーの千葉公演とソウル公演の出演を見送ることが正式に発表されました。
これを受けて、千葉公演とソウル公演のセットリスト(セトリ)がどうなるのか、予想してみました。
そもそも「千葉公演」、「ソウル公演」の位置付けは?
ツアー前半の上海、台北公演はアニメ第1期の再現だった
そもそも、ツアー前半の上海公演と台北公演は、「フィルムコンサート」という名目でアニメ第1期の再現でした。
第1期冒頭の千歌ちゃんのモノローグから始まり、1曲目は青ジャン。
そしてHand in Hand、ダだダと、物語を追いかけながら楽曲の披露となりました。
これらは、「言葉の壁」がある以上、MCをすることが難しいことも理由として挙げられます。
あいきゃんや杏ちゃんは若干中国語を話すことはできますが、他のメンバーについては特定のフレーズを覚えておく程度でしかありません。
また、上海、台北公演のMCの時に通訳の方がいらっしゃいました。しかし、どうしてもMCで話すことが決まっていることしか通訳することはできません。
MCの流れで何人もが交互に喋り出すため、それを通訳するということはあまりにも無茶苦茶です。
こうなれば、ツアーではみんなが知っているアニメーションを織り交ぜながら、みんなが知っている曲を披露すれば、MCという心配は無くなります。
アジアツアーを終えたら5th live「Next SPARKLING!!」
そしてアジアツアーを終えたら5th liveです。
5thにはSaint Snowが出演することが発表されています。また、liveのタイトルが劇場版挿入歌の「Next SPARKLING!!」でもあることから、劇場版の再現であることは容易に想像がつきます。
以上から予想された(本来の)千葉、ソウル公演
これらのことから、
- ツアー前半(上海公演、台北公演)はアニメ第1期の再現
- ツアー後半(千葉公演、ソウル公演)はアニメ第2期の再現
- 5th liveは劇場版の再現
という予定でセトリを組んでいたと考えるのが自然です。
ありしゃの出演見送りはどんな影響があるのか?
MY舞☆TONIGHTとAwaken the power
しかし、ありしゃが出演見送りとなったことで、大きな影響を受ける第2期の曲があります。
それがMY舞☆TONIGHTとAwaken the powerです。
MY舞☆TONIGHTは黒澤姉妹のダブルセンター曲、Awaken the powerは黒澤ルビィと鹿角理亞がそれぞれの姉である黒澤ダイヤと鹿角聖良のために作った曲という設定です。
当然、どちらもありしゃ(ダイヤ)ソロがメロパートに多くあります。
台北公演までは音源を使うことで対応してきましたが、ダイヤの出番が特に多い曲は未熟DREAMERくらいでした。
総合的に考えた場合、運営はどう判断するか
ここで5thまでを見越すと、やはり第2期再現はやっておきたいのが運営でしょう。
- 上海、台北公演でのMIRAI TICKEのミュージカルでは音源を使って対応したこと
- No.10ではありしゃの点呼をファンのみんなが叫んだこと
- 今からセトリの大幅な変更は出演するキャスト始め、多くのスタッフの負担になる
などを踏まえると、千葉公演とソウル公演では予定通りアニメ第2期の再現は行うことになると予想します。
アニメ第2期の展開は黒澤姉妹を抜きには(もちろん他のキャラもですが)語れません。
当然、物語の進行上、MY舞☆TONIGHTとAwaken the powerを披露しないわけにはいきません。
以上のことから予想するセトリです。
- 未来の僕らは知ってるよ
- MY舞☆TONIGHT
- 君のこころは輝いているかい?
- MIRACLE WAVE
- 空も心も晴れるから(9人バージョン)
- ホップ・ステップ・ワーイ!
- Awaken the power
- (幕間アニメで勇君合唱)
- WATER BLUE NEW WORLD
- WONDERFUL STORIES
- 勇気はどこに?君の胸に!
(以下アンコール)
- 恋アク&HPT
- キセキヒカル
- No.10
- Thank you,FRIENDS!!
以前にもセトリを予想しましたが、全く変わっていませんでしたw
ありしゃだけではない、対応が必要な曲もある
MIRACLE WAVEはバク転をする杏ちゃんへの負担もさることながら、ドルフィンをする他のキャストへの負担も大きいです。
それに、バク転後のスクリーンには8人(キャスト)の顔が分割されて映し出されます。
これに「ありしゃが映らない」というのは演出上で致命的です。
衣装を着て披露はしても、トロッコに乗ることでダンスはしない演出も考えられます。ただメロコアという曲調を考えるとトロッコは考えにくいところです。
それでも8分割にありしゃを映せない、キャストへの負担が大きいことを考えると披露してもダンスはない方向での演出が考えられます。
また、MY舞とAwakenは今まで通り音源を使ってありしゃのパートをカバーすることになるでしょう。
空こことホップ・ステップは順番に迷いましたが、ストーリー展開を考えると空ここが先、ホップ・ステップは「次の世界へと進もう」というメッセージが強いので、廃校を受け入れた心境で歌う曲だと判断しました。
また、ステゼロは第1期の象徴的な曲でしたが、第2期はやはりキセキヒカルでしょう。
そして最後の2曲は…正直外れてほしい予想ですが(特にNo.10)、運営側(キャストではなく)がこの曲に込めた願いとしては、やはり最後に持ってきがちな曲でしょう。
ありしゃが出演見送りということを踏まえると、なおのことやりそうです。
まとめ
以上、つらつらとありしゃが出演見送りということを受けてどんな影響が出るのか考えてみました。
しかし実際、裏ではもっと大きな影響が出ていることでしょう。
Aqoursを通して、ラブライブ!コンテンツが海外進出を果たしましたが、Aqoursとして、ありしゃのソロとしても海外へ出かけることも出てくるはずです。
Aqoursのキャリアも大切にして欲しいですが、今後の活動を考えての見送りだと思います。
ありしゃの元気な姿を早くみたいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!