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ラブライブ!サンシャイン!!【1期13話】の考察!あらすじネタバレ感想も!

大人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の【第1期】【第13話】である

#13「サンシャイン‼︎」

…の私なりの「考察」をまとめてみました。

内容を知らない方のために
「あらすじ」「ネタバレ」「感想」
も合わせて記載しています。

あんこ
いよいよ最終回。「輝き」には一歩近づけたけど、どうなるんだろう?
しいたけ
確かに「廃校問題」や「輝き」、「0」から「1」へとか、回収していないフラグが多いね。千歌たちがどうやって向き合っていくのかに注目だよ。
もくじ

アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」【1期13話】のあらすじ

東京で、Aqoursメンバーは自分たちが今すべきことを掴んだ。

迫る「ラブライブ!」地区予選の準備のために、夏休み中にもかかわらず毎日練習に打ち込む9人。

 

そんな、一所懸命に頑張るAqoursを見たクラスメイトは、学校のために一緒にできることは無いかと相談する。

Aqoursだけではなく、みんなが、この町を、学校を、人を大好きなんだと改めて感じた千歌は「ラブライブ!」地方予選で、みんなで一緒にステージで歌うことを提案したーー。

アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」【1期13話】のネタバレ

ここより下記はすべてネタバレ的な項目となるので、目を通す際にはご注意下さい。

地区予選が始まる。ステージ上で観客に伝えたいことあると切り出す千歌。

地区予選に向けて、ダンス練習をするAqours。

休憩中、太陽を眺めながら熱くなれる夏が好きだという千歌は、練習を再開しようというが、3年生からオーバーワークだと止められる。

 

1番暑い時間は避けようと鞠莉が提案した。

そして、果南の提案で、ジャンケンでアイスを買いに行くことになる。

やはりヨハネチョキで買いに行く善子。

 

買ってきたアイスを食べながら図書室で涼んでいると、よいつむトリオが本を返しにきて、Aqoursが暑い中毎日練習していることに驚き、その姿に共感する。

よいつむトリオはAqoursに自分たちも学校のためにスクールアイドルをしたいということ、他にもそう思っている生徒が何人もいることを話すと、千歌は喜んで受け入れる。

しかし、梨子は浮かない顔をしていた。

 

ベランダ越しに千歌と梨子が話をする。

千歌は、ダンスは無理でもみんなで歌うことはできる、それで有名になれば入学希望者が増えて、学校が存続するのではないかと考えたのだ。

また、よいつむトリオと話して感じたことがあるという。

ここにいる人はみんな街も学校も人も大好きなのに「0」ということは、それが伝わっていない。

 

ここの良さを伝えて「0」を「1」にしたい。

そう思ったのだ。と、千歌の後ろに、千歌そっくりの小さな少女?が立っている。

梨子が思わずオバケかとびっくりすると、それはまさかの千歌ママだった。

普段東京にいるようだが、志満姉が千歌がスクールアイドルをやっているからと呼び寄せたらしい。

千歌にあっちいってと言われるが、千歌ママは去り際に「今度は、辞めない?」と千歌に聞く。

千歌は辞めないと答える。

 

名古屋に着いたAqoursは浦女の生徒と落ち合う。

よいつむトリオが声をかけると、浦女全員が来ていたのだ。

しかし、梨子が切り出す。

ステージ立てるのは事前にエントリーしたメンバーに限られる、ステージの周りに近づくことも禁止されているのだ。

残念がる千歌だったが、客席から宇宙一の応援をするから、宇宙一の歌を聞かせてと約束するよいつむトリオだった。

 

控え室で準備するAqours。

ルビィと花丸は今、ステージに立つために準備していることが夢見たいで信じられないと不安な表情を見せる。

それを見て善子は強がってみせるが、2人にありがとうと言って抱きつく。

善子の思いを汲み取った2人は改めて善子を受け入れ、花丸は黄昏の理解者と呟く。

善子は改めて、ラブライブ!に降臨!とポーズをキメる。

3年生はステージを眺めて語り合う。

3年生になってこんなことになるなんて、鞠莉のしつこさに感謝するダイヤと果南。

鞠莉は果南とダイヤが待ってくれていたことを感謝する。

抱き合って、2年前においてきたものをもう一度取り戻そうと気持ちを1つにする。

 

梨子はこんなことになるなんて思ってもみなかった、曜は千歌のお陰だと言う。

しかし千歌はラブライブ!が、μ’sが、スクールアイドルが、曜や梨子がいたからだという。

これから嬉しいこと、辛いこと、全部を楽しんで、みんなと進んでいきたい。

それが輝くことだという。Aqours9人だけじゃないと呟く千歌。

 

ステージで、Aqoursのこれまでを劇にして紹介する。

入学希望者が「0」という小さな小さな学校でスクールアイドルを始めたこと。

μ’sのようになりたいこと。

メンバーそれぞれが悩みを抱えながら「輝きたい」と願っていたこと。

 

イベントで突きつけられた「0」という現実。

「0」を「1」にするためにもう一度立ち上がったこと。

以前スクールアイドルをしていた3年生が加わって迎えた予備予選を突破するも、まだ入学希望者は「0」。

 

どうしたらいいのか考えた結果、町と、学校と、仲間と一緒に自分たちだけの道を歩くこと。

全てを受け止めて楽しむこと。

輝くこととは楽しむこと。

「0」から「1」へ、全力で耀こう。

 

そして披露した「MIRAI TICKET」。

間奏で千歌は会場のライトに手を伸ばして、思わず叫ぶ。

「みんな、一緒に、輝こう!」

それを見た在校生たちはステージ前に駆け寄る。

そのとき、入学希望者が「0」から「1」になったのだった。

 

曲終盤、千歌は扉の向こうの輝きの中へと駆け出した。

何もないはずの「0」だったのに、心の中にいつもともる光。

Aqoursは自分たちの物語を叶えてみせる、この輝きで。

 

そしてAqoursは浜辺で記念撮影をしながら言った。

「君のこころは 輝いてるかい?」

あんこ
東海地区予選は沼津のみんなも応援に駆けつけてくれて、すごいライブになったね!
しいたけ
あれだけのライブをできたし、入学希望も「1」になったし、第2期も目を離せないね。

アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」【1期13話】の考察

①「輝き」の答え

オフィシャルファンBOOKで酒井監督は「千歌たちの“気持ち”や“感情”を優先して作った」と語っている。

千歌たちの「輝きたい」という思いは#1のサブタイトルにもある通り、ずっと貫かれてきたことだった。

1年生たちは不安な気持ちをお互いに励まし合う。

3年生は互いの感謝とその絆を確かめ合う。

2年生はこれまでの支えや輝きの答えを語り合う。

不安も、感謝も、嬉しいことも辛いことも、全て楽しんでみんなと進んでいきたい。

これから色々なことが起こっても、みんなと進むことで楽しくなるはず。

それが「輝く」ことだ。

そしてその1つ1つの感情を、ネガティブな一面は1年生が、仲間への思いは3年生が、そしてそれらをひっくるめたことを2年生がそれぞれ描写している。

不安な思いは2、3年生も0ではないかもしれないが、それ以上に仲間という存在がいるから、生き生きとした顔でいられるのだろう。

しかし、1年生も不安だけというわけでもない。

たとえ強がりでも励ましてくれる善子と、それを分かるルビィ、花丸も仲間という存在を確認することで励まされたのだ。

やはり、ここでも1年生の少し未来を2年生が、2年生の少し未来を3年生が生きているということが伝わってくる。

 

また、オフィシャルファンBOOK2の畑亜貴先生のインタビューで「『君のこころは 輝いてるかい?』なんて、ぬけぬけと問いかけてしまうほどなにも知らない。」と言っている。

 

そして#1のサブタイトル「輝きたい!」から、#13「サンシャイン‼︎」という願いから輝きそのものへと変化している。

アニメが始まる前と後では、「君の〜」の歌詞の受け取り方が違ってくる。

歌詞には具体的なことはほとんど書かれておらず、とにかく「輝きたい!」というがむしゃらな印象が強い。

 

実際、「輝いているかい?」と聞かれても困ってしまう人がほとんどだろう。

「輝き」の答えを知らないのはAqoursメンバーだけでなく、ファンも、酒井監督ですら、スタッフのみんなで考えたというのだ。

物語を進めながらでしかその答えは出てこないもので「私たち、輝きたい!」けど、どうしたらいいのかわからないことをそのまま歌ったような歌詞だ。

 

しかし、#13を受けてから読み返すと、Aqoursメンバーの出会い、作中で何度もあった太陽の描写「0」を突きつけられても立ち上がったこと「0」という今を「1」という未来へ変えたい、そして変わり始めたこと。

歌詞の内容とAqoursのこれまでのストーリーが見事に重なっている。

② ステージング

間奏部分で千歌は天井のライトに向かって手を伸ばしている。

今まで千歌の目線で手を伸ばしている描写は何度かあったが、今回のそれはまさに自分の輝きの答えを見つけ、それに向かって手を伸ばしている。

きっと本来の振り付けにはなかったが、千歌は思わず輝きに手を伸ばし、呼びかけたのだろう。

このときの「みんな」はAqours、浦女のみんな、家族だけでなく、μ’sがスクールアイドルとして夢をみんなに見せたように、夢をもって、あるいはもとうとして輝こうとしている「みんな」に呼びかけたのだろう。

その点で、地区予選にもかかわらず、μ’sと同じように輝くことができていたのだはないだろうか。

付け加えると、冷静に考えて「MIRAI TICKET」のときにステージ周りに駆け寄るのは禁止事項に触れてしまっている。

それでも千歌の呼びかけに応えたみんなはステージの周りに集まって応援している。

「私たち、輝きたい!」という思いはAqoursだけではなく、浦女の生徒も同じで、メンバーの家族もそれを応援したいという思いの表れだったのだろう。

こんなことをしたら失格になってしまうことは間違いないが、みんな同じ思いだったことの方がAqoursメンバーも嬉しかったから、笑顔でステージングをやり通せたのだろう。

そして最後に千歌は1人扉に向かって走り出す。

これも現実的に考えたら、Aqoursメンバーは困惑以外あり得ない。

そうではなくひとつの表現として捉えた場合、扉の向こうの輝きの中に走り出している千歌は、今以上の輝きを追い求めて、向こうが見えない扉に向かって走り出したのだろう。

輝くことで「0」だったものが「1」になり、その1の向こう側へとまっすぐと向かっていく。

μ’sが何にもとらわれずに、自由に、自分の気持ちに従って未来へと走っていったように。

Aqoursも、Aqoursの道を自分たちの足で進んでいく。

そんな思いが千歌を走らせたのだろう。

アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」【1期13話】の感想

「輝き」の意味することは人によって違うかもしれない。

違って当たり前かもしれない。

しかし、自分にとって輝くこととは何なのか。

 

千歌の出したものだけが答えではない。

千歌には千歌の答えがあり、一人一人の答えがある。

 

そのヒントとして千歌の答えを捉えると「0」のようになにもないと思っていた日常の中に「1」となる何かが見えてくるかもしれない。

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