楠木ともりさんのライブイベント第二弾「シンキロウノチカガミ」大阪公演が大盛況の中、幕を降ろしました!
今回のライブイベントでも、自作のオリジナル曲やカバー曲をバンドアレンジで披露してくれました!
どんなライブだったのか、セトリやトーク内容とステージの熱をお伝えしたいと思います!
記事内にセトリのネタバレを含みます。
(🌟)ちょ、あぁ、セトリ…コンプリートセトリアップしないでね……神奈川来てくれる人達のために……音楽はみんな平等に楽しむ権利があるものだから…お願い……!!
約束!ね!!
言いたいことまとめてるからちょいお待ち〜◎— 楠木ともり 公式info (@tomori_kusunoki) July 21, 2019
ご覧になる方はご注意ください。
ライブセトリ一覧
鳥の歌
開幕はピアノ伴奏だけの「鳥の歌」。
幻想的な雰囲気がより際立ち、涼しげな中にもいきなり「蜃気楼」が見えたかのような空気になりました。
スケッチブック
そしてCDではピアノ伴奏のみだったスケッチブックを、バンドアレンジで披露!
「セルフカバー」になりますね。
MC
開幕曲について。
スケッチブックは同期の友達と話して、2時間くらいで仕上げてしまったという曲。
それだけに、思いが溢れている曲となっています。
いや、2時間で曲ってできるものなんですか?曲を作る人は「曲が降りてくる」という表現を使いますが、まさにそんな感じだったのかもしれませんね。
そしてこの後の3曲について。
「泡になった」は幼稚園の頃から聞いている、夏っぽい曲でずっと歌いたいと思っていたため、この機会に歌わせてもらうことに。
そして「眺めの空」は夏に歌いたくてたまらない曲。
「クローバー」はともりるの中ではアップテンポ?ということ。
泡になった
このBONNIE PINKさんの動画を観て、正にこんなイメージでした。浮遊感が心地よく、涼しげな曲です。
眺めの空
初めてともりるが作詞作曲したこの曲は、ソフトクリームを食べながら作ったから曲中にソフトクリームが出てくるようですw
ともりるは「東京生まれ東京育ち」なので、田舎の「ザ・夏」といった「入道雲」「スイカを冷やす様子」「縁側」などの情景に憧れがあり、そのイメージが元になっているとのこと。
「bottled-up」ではアコースティックバージョンでしたが、スケッチブックと同じく、今回は(前回のバースデーライブ同様に)バンドアレンジ。
クローバー
(どうしても動画が見当たりませんでした…。)
クローバーも「眺めの空」同様にバンドアレンジ。
歌詞は中学での経験やニュースを元に書いたとのこと。
この曲はいかにも「いじめ」を連想させる曲です。もしかしたら、ともりるは「いじめられていたことがあった」ということでしょうか。
とにかく歌詞は暗いイメージなのですが、ともりるにとっては
だそうです。悲しみを歌詞とメロディにすることで、吐き出すことができ、結果的に前向きな気持ちになれたということなのでしょう。
MC
…あぁ、たくさんいてよかった!いなかったらどうしようかと思った!
いないはずないでしょう。可愛すぎです。
そりゃファンじゃなきゃきませんしw実際いいですからね。
そして次の曲のために。
…近いね!
といってステージを左右に動いて客席に手を振ってくれました。
最前列はステージから1m程度、手を伸ばせば届くくらい(流石にしないけど)の距離でした。
ロマンロン
なんだか、この曲を聞いた時(視聴でも会場でも)椎名林檎を思い出しました。
感想でも書きますが、なんだか哀愁というか、達観じゃないけど、似たような視点を感じます。
(多分椎名林檎ファンにしたら、一緒にするなと怒られるかもしれません…。)
アコースティックギターが登場!
【 #楠木ともり 】#ぷるらじ 更新🧸🌟#チカガミ 連動企画といたしまして、
TOMOROOMの皆さんから、ともりるの新しい“ギターの名前”を募集します✨
今回のぷるらじでは、そんなギターの特徴などお話ししています♪
ぜひ素敵な名前をご応募ください!
➡︎https://t.co/kYkYwGWMX5 pic.twitter.com/5bNydHzQp1— SMA VOICE (@sma_anime) July 17, 2019
アコギを持って演奏する曲は…。
カワキヲアメク
といって紹介されましたw
確かですが、ギターはここまでディズトーションはかかっておらず、クリーントーンとアコギが中心だったように思います(印象です。原曲はこのリンクを貼るために初めて聞きました。)
MC
ギターの練習で指先がボロボロになってしまったようです。
そこまで一生懸命になってくれるのが嬉しいです。
と何度も確かめるともりるw聞き方が可愛かったw
メルヘンメドヘンは…あ、言っちゃったw
おいおいw可愛すぎかよw
つい先日、イベントで本物を聞いて、すごくよかったと感動し、歌うなら今日だ、と。
sleepland
ピアノ(キーボード)だけでしっとり聞かせてくれました。
聞いていく中で少しずつ座る人が出てきました。
原曲はストリングスやリズムボックスが入ることで若干軽快さが出ましたが、今回のカバー(アレンジ)はピアノ一本だったため、終始夢を見ているような、まさに「sleepland」の景色が見えたようした。
カブトムシ
そしてファンからリクエストされた「カブトムシ」。
こちらはバンドが戻ってきての披露。
原曲も素晴らしいのですが、ともりるのパフォーマンスも非常に素晴らしかったです。
aikoの曲はメロディに癖がありますが、ちゃんと歌いこなしていました。
MC
ライブも既に後半に入っていると言われ、観客席からは
\えぇ〜〜!?/
の声w
ところで、ともりるがやってみたかったこととして、「回って〜」というヤツw
いつもはともりるが回るのですが、今回はグッズTシャツをきている観客が回ることにw
ちゃんと肘を90°に曲げないとダメだよ!もう一回!
いちいち可愛いぜ…。
タオルとTシャツの色味がすごく涼しげに見えるとのこと。ステージから見えるというのは嬉しいです。
次の曲ではクラップをしてほしいとともりるが言うと、客席からすぐにクラップがなり始め、ともりるも止められずw
ともりるが煽って〜
\チャ、チャチャチャ/
どこぞのCYaRon!さんを思い出しましたw
異端なスター
曲もアーティストも初めて知ったため、この曲にたどり着くのにかなり苦労しました。個人的に、この曲のハネる感じとサビのメロディラインが好みですw
曲名を言ってくれた(と思う)のですが、よく聞き取れなかったので…。しかしハネる感じはすごく楽しげで、歌声の力強さもありました。
ふりぃ
明点すると、ともりるがエレキギターを持っていました!
かなりわかりやすいロック曲です。
この曲も原曲のような力強さがバンド全体から伝わってきました。
終わり方は動画のようなあっさりではなく、かき回しが入りました。
会場のテンションはピーク!
MC
今の2曲はともりるも知らない曲だろうと心配していましたw(実際歌詞から検索してたどり着きましたしw)
いよいよ本編ラスト。
ここでライブタイトル「シンキロウノチカガミ」とセトリについて、ともりるから説明。
「チカガミ」というのは「地鏡」と書き、「蜃気楼によって、そこにないはずの水たまりがあるように見える現象のことです。(別名「逃げ水」)
地鏡(読み)ちかがみ
アスファルトなどで覆われた地面が強く加熱された場合にみられる蜃気楼(しんきろう)の一種。よく使われる逃げ水ということばは多義的、歴史的でその内容があいまいであるので、この現象はむしろ地鏡とするのが望ましい。
引用元:コトバンクより
誰でも夢や目標があって、それは追いかけても追いかけても、追いつけないような存在。
それに向かっていくのは本当に難しいけど、それを掴み取る強さをいつもともりるは音楽が支えてくれた、だから前向きに進んでほしい。
だから「夢を追いかける」をテーマにライブタイトルを決め、セットリストも組んだということです。
アカトキ
ついに本編ラスト。
「アカトキ」は初めての合作、そしてそれが後輩ということもあり、手拍子をできるような楽しい曲にしたいと言われたようです。
作詞のクレジットに「鳴海夏音」とありました。この方ですね。
maruxenon Liveにもデュエットで出演して披露をしたことはあったらしいのですが、今回は音源と同じくソロでの披露。
アウトロではサビの「アップデートしていこうよ」のフレーズをみんなで合唱。
ともりるも「もっと声出るよね?」とガンガン盛り上げます。
「ふりぃ」などのロックとは違う盛り上がり方ができる曲です。
アンコール
グッズメイキング・ライブリハ映像
この衣装での撮影の様子と
ライブリハではギターを弾いたり、グロッケンを叩いたり、歌と演奏を合わせたりするともりる。
(画像はイメージです)
最後にともりるからメッセージ。
また会える日があったら良いなと思います。
楽しみましょうね。バイバイ。
動画が終わると大きな拍手がなり始め、ともりるが再登場!
イベントの白Tシャツを着てオソロ!
バンドメンバー紹介
Dr.:高さん。アフロ。
そんなこんなで楠木ともりちゃんのサマーライヴ大阪編終了、昨日のステージもメチャ楽しく演奏させてもらいました。横浜も楽しみ。お疲れ様でした&ありがとうございました…! pic.twitter.com/cooxhuRe3s
— 高インボム(元祖モサモサドラム) (@koinbom) July 22, 2019
すごい天パですwマリモみたいな頭なのでてっきりパーマをかけているのかと思いましたw
Ba:山地さん。山地恒太(作家名koHta)さん。
多分この方です。
昨日は美味しそうなうどんを食べており、ともりるも薦められたそうですが、食べられなくて悔しい思いをしたそうなw
Gt:菊池さん。菊池真義さん。
3ヶ月ぶりに大好きなうどん屋さんへ。
うどんは言わずもがな、とり天も素晴らしい。
本当に美味しい。
世界一美味しい。 pic.twitter.com/H52znwfn8T— 菊池真義 (@kikuchicchi) July 20, 2019
菊池さんも山地さんとうどんに行ったそうな。「世界一美味しかった」とともりるを煽りますw
key:多田さん。多田三洋さん。
楠木ともりサマーライブ「シンキロウノチカガミ」大阪 Yes Theater 楽しく弾かせていただきました。ありがとうございます!そして本日リリースされたCD「STROKE」アレンジ、サウンドプロデュースを担当させて頂いてます。沢山の方に聴いていただけますように。#りるとも #楠木ともり pic.twitter.com/Bg9qYqsyUn
— 多田三洋 DustyFruitsClub (@mitsuhiro_tada) July 21, 2019
菊池さんと山地さんが二人でうどんを食べに行ったということでしたが、多田さんとともりるも二人でうどんを食べに行ったそうです(裏山)
すると菊池さんが「でも世界2位でしょ?」と失礼な発言w
僕の見る世界 君の見る世界
最後の曲もオリジナル曲。音源化されていない、完全初公開の曲!
と感じたようです。タオル持っている人はタオルを回すことに。
曲はとても疾走感のある、爽やかな曲。
間奏では「トゥットゥルットゥルットゥ」とコーラス。
感想
ともりる、歌が本当に上手い!ピアノを3歳から習っていた、最初は歌手としてオーディションを受けていたことなど、色々音楽的な素養があることは知っていました。
正直、想像の何倍も上手でした。
「アカトキ」などのようなチェストボイス(いわゆる地声)で高音を出すこともできるし、「鳥の歌」のような曲ではミックスボイスで裏声を自然に使いこなしています。
音を外すこともほとんどなく、声質も良い。表情のつけ方も上手いし、作詞作曲、ギターにピアノも演奏できる。
そしてともりるの作る曲はどれも明るさや前向きさと同時に「悲しみ」や「哀愁」、「儚さ」をイメージさせるような、「陰」を感じます。
それが、ともりるの「持って生まれた才能」と「これまでの経験」として演技や歌の表現に幅をもたせているのだと感じました。
現在は声優を主軸として活躍していますが、ソロアーティストとして、今すぐにでも最前線で活躍できるだけの力を持っています。
まとめ
感想でも書きましたが、正直「声優」のライブに「歌の上手さ」を求めていませんでした。
確かにラブライブコンテンツの他のキャストでも歌が上手い人は何人もいますが、今回はライブの様子を全く知らない状態で行ったので、期待がすごく低かったのです。
しかし、そのハードルを圧倒的な高さで超えた今回のパフォーマンス!
ともりるの表現したい世界観が一発で伝わる、「シンキロウノチカガミ」に込めた願いがわかりやすく表現された、素晴らしいライブでした。
これからも声優として、そしてアーティストとして活躍するともりるを楽しみにしています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!