期待の新人声優、「ともりる」こと楠木ともりさんが20歳の誕生日を迎え(2019年12月22日)、ともりるにとっても、社会的にも(「令和初」という意味で)大きな節目となる今年の年末。
(🌟)ハタチーー!!!
みんなすでに沢山のメッセージ本当にありがとうございます!感動してます!!!
私からもメッセージというか、考えてる事とというか、みんなに書きましたよ◎
読んでくれると嬉しいな
廿歳になった楠木も、よろしくお願いします!#TOMOROOM https://t.co/JxCivkc7cL— 楠木ともり 公式info (@tomori_kusunoki) December 21, 2019
そんなともりるのバースデーライブ「WRAPPED///LIVE廿」の様子をレポートしていきます!
廿歳を迎え、「大人」となったともりるが感じていること、「大人」になっていくともりるが向かっていく先について、私がライブで感じたことを伝えていきます!
会場周辺の様子
会場につくと、ちょうど入り口のところにともりるのライブ告知!
会場物販が13時から、待機列形成は30分前からということが告知されていました。
会場周辺にはほとんど人はおらず…
と思ったら、2階にはすでに長蛇の列!
しかも、時間前なのにちゃんと2列を蛇行して、きれいに並んでいる…。オタク、恐ろしや(←自分もです
事前に告知されていたオフィシャル会場物販の情報では今回のライブグッズのみでした。
しかし「Scene of light」のパーカーとトートバッグが再販されているじゃありませんか!
去年、参加できていなかったため購入しようとするも…トートバッグは無慈悲なSOLD OUT⊂(´;へ;`)⊃
とりあえずパーカーは購入できました。Mサイズだったので、おそらく滑り込みセーフ。
トートバッグはマチが大きく、かなり丈夫です。デザインもオシャレ。
また、物販列前にはフラスタが4脚。
一番左に立ててあったフラスタはファンの有志によるものです。
なんだか、右下の名前を見ると聞いたことのあるラジオネームがチラホラ。
入場すると、それぞれの座席にパンフレットが。「BATON RELAY」のものです。
このINTRODUCTIONの部分は「堤 八雲」の紹介のはずですが、「ともりるの紹介文」と言っても違和感がありません。
セトリ(本編)
バンドメンバーが登壇していくのが、影で見えました。
…ん?ドラム、ベース、ギター、キーボードともう1人?
ツインギターかな?と思っていたら…
Happy Birthday To You(Official髭男dism)
Official髭男dismさんの「ハッピーバースデー」で開幕!
もう1人はバイオリン!
ストリングスが入ることで、世界観に一層深みが増しました。
MC
いきなりセルフツッコミですが、自分へのメッセージとして選んだとのこと。
今回は「いつもと違うことをしよう」と考え、前半をカバー曲コーナー、後半をオリジナル曲コーナーと位置付けてあるようです。
これは、かつてともりるがバンマスの多田さん主催の「マルゼノンライブ」でアコースティックカバーでの披露をさせてもらっていたことを思い出し、初心に戻ろうということで、カバー曲コーナーとしてアコースティックバージョンで設けたのです。
ここからはともりるも座っての歌唱。
ドラマーがカホンにセットチェンジして曲が始まりました。
夜空ノムコウ(SMAP/スガシカオ)
ギターから始まるフレーズ。
いくら若い人でも、このメロディーは聞いたことあるでしょう。
ギターと歌だけで1番を終わり、2番からはカホン、ベース、グランドピアノ、バイオリンが入ります。
グランドピアノとバイオリン、カホンという、「チカガミ」の時とはまた違う楽器による演奏が、切ない曲ながらも温かみを感じさせました。
Time goes by(Every Little Thing)
(あー聞いたことあるこの曲なんだっけー、ELTのfragile?globeのDepartures?でも違うなぁ)
とサビまで思っていましたw
MC
夜空ノムコウは、あねりるに勧められたということです。
またTime goes byは、ははりるがカラオケに行くと必ず歌う曲。
どちらも初めてちゃんと聞いたのは、今回カバーするためだったそうです。
「二十歳」最初のライブということで、ファンのことだけでなく、家族のことも考えたセトリになっているということです。
Prisoner of Love(宇多田ヒカル)
ともりるは低音は低音で、中低音はミックスボイスで安定して出せます。
宇多田ヒカルのようなウィスパーボイスではミックスボイスが合います。
ギブス(椎名林檎)
これは衝撃的でした。感想の欄にも書きますが、ここまで「椎名林檎」臭さを消して椎名林檎の曲を歌えているのは、聞いたことがありませんでした。
もともと声質が近いのですが、それでも自分の曲として歌えていました。
MC
ギブスはマルゼノンライブで一度披露したことがあったそうです。
ともりる自身が選んだのか、誰か(多田さん?)に勧められたのかはわかりませんが、その頃からきっと相性はよかったのでしょう。
次の曲はチラリと見えたルカ君。
(🌟)横浜公演と #TOMOROOM のブログで発表しました通り、ギターの名前は
「よう@ともりるLOVE」さんから頂いた
【ルカ(Lucas)】となりました!
沢山の素敵な名前をありがとうございました◎#チカガミ https://t.co/l1JjiAQsUh— 楠木ともり OFFICIAL (@tomori_kusunoki) July 30, 2019
ルカ君は「シンキロウノチカガミ」以来、2回目のステージングです。
ルカ君、甘くていい匂いがするそうです…。
Namidairo(YUI)
この曲は小学生の頃に歌うことの楽しさを教えてくれた、久しぶりに歌う曲です。
完全にともりるのギター一本の弾き語り。
いつの日も(阿部真央)
昔、マルゼノンライブで歌ったことがある曲です。
ギターに加わったバイオリンが切なさを感じさせます。
MC
ルカ君と弾き語りをやってみるようにそそのかした(促した)のはギターのりるとも。
「いつの日も」は歌詞が素直で良いから、ぜひ帰ってから見てみて欲しいということでした。
2010年の曲なので、ともりるが10歳の頃。当時のともりるが歌詞の意味をどの程度理解していたかはわかりませんが、愛する人に向けた、無償の愛を歌った曲です。
次はともりるの大好きなアーティストで、ラジオでも話題になった方。
といえば、あの人(たち)しかいません!
夜明けの月(ハルカトミユキ)
この曲の歌詞に非常に大きな影響を受けて、「楠木ともり」という名前を大切にしようと思うようになったということです。
ラジオなどでも「みんなの心に灯りを灯せるような存在になりたい」と発言しているので、おそらく
太陽になれないそんな僕だけど
君の足元を照らす月になろう
という部分がそうなのでしょう。
Snowdome(木村カエラ)
と座ったままの姿勢から解放されましたw
クラップもみんなで一緒にして、アコースティックでも盛り上がりました。
MC
ともりるが「早いですが…」と話し始めると客席はザワつきます。
オリジナル曲もあるのに、そんなことあるはずないじゃん!w
みんな一安心w
カバー曲ラストは、最近のともりるのツイッターを思い出してみるとわかる、ということでした。
(🌟)HONEY花葬浸食と来て、まだ12/11まで楽しみをとっておいていいのか…CMに懐かしさを感じたい人生だった
— 楠木ともり OFFICIAL (@tomori_kusunoki) December 3, 2019
(🌟)好きって公言してなかったの今気づいた何の話か察してくれてありがとう笑
— 楠木ともり OFFICIAL (@tomori_kusunoki) December 3, 2019
「かずのこが好き」という訳でもないのであしからずw
https://twitter.com/tomori_kusunoki/status/1201808186258292736(🌟)ねぇ私がおせちで好きなものはかずのこって話より一層楽しくなるな!!!
— 楠木ともり OFFICIAL (@tomori_kusunoki) December 3, 2019
とりあえずラルクが好きらしいですw
Peices(L’Arc~en~Ciel)
ずっとこれまで大きな会場で歌いたいと思っていたという曲。
グランドピアノとの共演です。ミックスボイスを活用し、澄んだ声で美しく歌い上げました。
MC
リハーサルの様子を動画で撮っており、その様子が流されました。
ギターのチューニングをするともりる。
会場の大きさに圧倒されるともりる。
変顔をするともりる。(口に何か含んでた?)
りるともと音合わせをするともりる。
タンブリンを頭に乗せるともりる。(かわいい)
そしてともりるからのメッセージ。
前半のカバーコーナーのアーティストは、ともりるに大きな影響を与えた方達。
後半はオリジナル曲、立って楽しめるようにしれくれてあるようです。
さあ、オリジナル曲コーナーの始まりです!
予習はバッチリですか?
進研ゼミより簡単だ!
ちゃんと実物CDで宣伝w
スケッチブック
もちろんバンドアレンジ、イントロなどではグロッケンを演奏するともりる。
バイオリンは…多分パートとして入ってなかったかも?聞き惚れて確認していませんでした汗
眺めの空
バックスクリーンにはYouTubeで公開されている動画がそのまま流れました。
こちらはバイオリンも入った、新しいアレンジでした(ちゃんと確認しました)
バイオリンが入るだけで、さらに世界観が広がりました。
MC
バックスクリーンに映された動画、初めてみた人を聞いてみると会場に1人だけwどんなメンタルしてるんだろうw
バンドアレンジは動画で、アコースティックアレンジはCDでと、また宣伝を畳み掛けるともりるw
次はロック系の曲を2曲。
ともりるのオリジナルでロック系といえば、アソコらへんしかありません!
クローバー
まずはこっちから!
6/8拍子の、ともりるの体験をベースに作られた曲です。
詞もメロディーも悲しい感じですが、ともりるにとっては辛かった体験を曲にすることで昇華することができ、前を向くことにつながったということです。
ロマンロン
ともりるのオリジナルでロック系といえば、この曲も外せません。
「シンキロウノチカガミ」でも言っていましたが、「変な曲を作りたい」という希望通り、変拍子だったり、ジャジーロックだったり…、ともりるにしては珍しく?詞が割とフワッとした、抽象的な不思議な曲です。
しかもバイオリンが入ることで、さらに浮遊感が増しました。
もちろん、バックスクリーンにはYouTubeで公開されている動画が映されました。
MC
「チカガミ」の時には予習もできなかった上に変拍子だから、みんなノることが難しかったのですがw今回はCDや動画で予習済みです。
そしてまたもや「クローバーの入っているCD」ということで宣伝をするともりるw
CDの音源はアコースティックアレンジですが、ライブではノリがよくなるアレンジになっています。
ここでりるとも(バンドメンバー)の紹介!
ドラムの田辺さん。普段は激しめのドラムを叩くようですw
ベースの山地さん。
バイオリンの磯部さん。
ギターの菊池さん。
今日は楠木ともりちゃんのライブ
Kusunoki Tomori coming-of-age
『WRAPPED///LIVE廿』
でした!
昨年のBirthdayライブから参加させていただいてますが、1年で信じられないほど進化してました!
今後も本当に楽しみなアーティストです!
そしてメジャーデビューもおめでとう!#楠木ともり https://t.co/t8gTJHRR92— 菊池真義 (@kikuchicchi) December 29, 2019
キーボード、バンマスの多田さん。
楠木ともり #wrappedlive廿 無事に終了しました。ありがとうございます。ともりちゃんをはじめ素晴らしいメンバーとスタッフそして会場の皆さまと最高のステージを作ることが出来ました。最初のオリジナル曲を聴かせて貰った時から驚きの連続でしたがその進化はまだまだ続きますね。楽しみにしています pic.twitter.com/uoSzewGaeO
— 多田三洋 Dusty Fruits Club (@mitsuhiro_tada) December 29, 2019
それぞれ、挨拶の後に「押忍!」をするりるともw
次の曲もCDに入っていると宣伝を挟みつつw最後の部分を一緒に歌ってほしいということです。
音源化されていて一緒に歌える部分があるというなら、もう一曲しかありません。
アカトキ
「アップデートしていこうよ」
このフレーズは、一度聞いたらスッと入ってくるため、予習しなくても歌えそうです。
アンコール
Movie(バニラ)
アンコールの中、スクリーンにピアノの音とともに言葉が映し出されます。
切ないメロディが印象的。
そして最後に映し出される言葉
バニラ
バニラ
新曲「バニラ」の披露です!
SMAボイスに入会している方は、期間限定ですがSMAボイスで別バージョンですが聞けます。
先ほどのメロディ?と同じくピアノにバイオリンが加わってより物悲しさが深まっていました。
しかし歌詞は先ほどの流れたモノとは違う…?
2番からはドラム、ベースも加わりバンドアレンジ。どうやら、先ほどの映像の詞は2番のモノのようです(曖昧)
MC
ここでタイトル「WRAPPED///LIVE廿」について言及。
「WRAPPED」は「包まれた」という意味から転じて、「贈り物」という意味があります。
「///」は、スラッシュが3本、つまり贈り物(WRAPPED)が3つあるという意味でした。
ということで、ともりるからの3つのサプライズプレゼント!
【1つ目のプレゼント】
最初は今の新曲「バニラ」の披露!
という言葉もあり、どうやら先ほどの映像で2番の歌詞が流れたのは、ファンに向けたメッセージだからのようです。
ただ、これまでの曲の中で1番作るのに苦労した曲でもあるようです。
しかし音源化されていないのでは、せっかくの新曲もこの一回きりになってしまいます…
【2つ目のプレゼント】
次は、SMAボイスで期間限定のデモバージョンのバニラを配信!
【 #楠木ともり 】
本日の #WRAPPEDLIVE廿 にて
初披露しました
新曲「バニラ demo ver.」を、なんと、SMA VOICE会員限定で
10日間 試聴公開します!!公開期間 ▶︎ 1月7日23:59まで
ぜひお聴きください✨✨
🎤https://t.co/uvwn9SKTHn#TOMOROOM pic.twitter.com/IJgCsoaSoZ
— SMA VOICE (@sma_anime) December 29, 2019
「デモバージョン」なので、ピアノと歌を、あえて音質を落とした音源です。
2020年1月7日(火)までとなっております。
確実に聞きましょう!
【3つ目のプレゼント】
最後のプレゼント。
二十歳じゃなかったんだよね!
とか?w
\えええぇぇぇ!!???www/
それはそれで盛り上がりましたwノリがいいファンですw
今回、二十歳ということで「廿(にじゅう)」がタイトルに付けられています。ともりるは今回のライブで知った漢字だそうですが、ファンはほとんどの人が知っていましたw
「廿」が付く地名もある、という話題になると、そこに住んでいる人も!
ということで、発表!
楠木ともり ソロメジャーデビュー決定!(上のツイートで既に触れられていましたがw)
【重大発表】
楠木ともり、ソロメジャーデビュー決定!!日々応援してくださる皆様のおかげです。
いつもありがとうございます!これからも温かく見守って頂けますと幸いです。
続報をお楽しみに🌟(スタッフ) pic.twitter.com/0eK0QNls80
— 楠木ともり OFFICIAL (@tomori_kusunoki) December 29, 2019
\おめでとう!/
ソロメジャーデビューの具体的な日程や音源などはまだ未公表ですが、とにかく決定!
多田さん、本当にありがとうございます。
「私やりましたよ!」って言うの、密かに夢でした。— 楠木ともり OFFICIAL (@tomori_kusunoki) December 30, 2019
多田さんもともりるも、泣いていたようです。
それはそうです。デビューから見守ってきた、見守られてきた方の新しいスタートを発表する場に居合わせたのですから。
確かに(今更ですが)言われてみるとそういうことだったんですね。
オリジナル曲が7曲(未音源化含む)もある中でメジャーデビューしていると思われていたこともあったし、ずっと多田さんの協力もありました。
これからも、芝居だけでなく、音楽でもファンに寄り添った活動をしていくことを約束してくれました。
- 新曲「バニラ」の初披露!
- 新曲「バニラ(デモバージョン)」を期間限定配信!
- 「楠木ともり」ソロメジャーデビュー決定!
さあ、アンコールでは残っているあの曲をやると軽く言ってくれました。
タオルがある人は振り回し、ない人は拳を振り上げましょう!
僕の見る世界、君の見る世界
ともりるの曲の中で、唯一音源化されていない曲!
疾走感があり、イントロや間奏部分の「Tutu turtutu」が爽やかな印象の曲です。
EDトーク
りるとものみなさんと一緒に挨拶。
の前に記念撮影!
このために「廿(twenty)ポーズ」を考えてくれたともりる。
- 右手でピースを作り、手の甲を前に向けます(逆ピース)
- 左人差し指を右手の自分側に横に重ねます
↓こういうことです。
これでみんなで記念撮影!
写真はまだ上がっていませんが…そのうちブログであげられるのかな?
気長に待ちましょう。
そしてりるともと挨拶!
捌けていく時に「押忍!」をしていくりるとも…w
そしてともりるも「押忍!」w
感想
前半のカバーコーナーでは、20歳とは思えない選曲にシブさが感じられますw
「20歳の娘(とその姉)がいる夫婦」ということは40代中盤でしょうか。となれば、両親の影響が大きいのでしょう。
個人的には、椎名林檎さんの曲が印象的でした。
今までいろいろな方がライブでカバーしているのを聞いてきましたが、どれも「椎名林檎」っぽさが垣間見えました。それだけ「椎名林檎」という天才の個性が強く反映されている曲たちなのです。
しかし、今回のともりるは今まで聞いてきた中で一番「椎名林檎」感がなく、スッと入ってきました。
ともりるの弾き語りは初めての試みでした。
作曲で弾いたり、曲中にバンドと一緒に弾くことはありましたが、自分のギターのみというのは非常に緊張したことでしょう。
(正直言うと、ギターの低音部は若干ビビっていました。しかし、なんでもこなしてしまうともりるがまだギターを完全に弾きこなせていないんだなと思うと、少し安心すら覚えました。もちろん未熟ということは伸び代とも言えるので、今後が楽しみです。)
そして、新曲「バニラ」はともりるの得意な切ない、マイナー調ですが、アウトロでのバイオリンが爽やかで解決に向かってくれたことで、非常に喜びや嬉しさなどのポジティブさが際立っていました。
デビュー音源がアルバムなのかシングルなのか、どんな曲を入れるのか、まだ未公開ですが、バニラの音源化を期待しています。
これまでの曲のバンドアレンジも収録されることも考えられますね…。
ライブ、音源、動画配信で、どれもアレンジが異なっているのがともりるの魅力です。
まとめ
カバーコーナーでは椎名林檎がとにかく印象的。素晴らしかったです。
そしてギターを弾けるのは知っていましたが、実際にファンの前でギター一本で披露するのは今回が初。
菊池さん、ナイスです。
ソロメジャーデビューも決まり、どんな曲なのか?リリイベなどは行うのか?
色々とファンとしては願いがつきません。
今後もともりるの活躍から目が離せませんね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!